日本語ボランティア指導者養成講座受講者の声

 




日本語ボランティア指導者養成講座を受講して 

  日本語ボランティア指導者養成講座を受講して、言葉の持つ効力と、日本語の奥深さを感じました。

まず、言葉のもつ効力とは、自分を自在に表現できるということです。人と会話をする上で相手に伝えようとする「意思」を意識的にもつだけで、自分の発する言葉にはさまざまなリズムが生み出され、自分を表現する効果があるということです。ですから、自分を表現するのにもっとたくさんの語彙力が必要だなと感じました。もちろん、語彙力は自然に身に付くものではないので、受講後は意識して活字を読んだり、たくさんの人との会話を楽しんでいます。

もう一つの日本語の奥深さとは、母語として身に付けた日本語と、日本語を外国語として習得する方々の習得方法の違いから感じたことです。現役の日本語教師が受講しても納得の内容

例えば、講座一回目で苦戦したことですが、「突然に」と「急に」の違いはなんですか?との問いに頭が真っ白になりました。私たち日本語を母語とする者は、自分たちのもっている日本語の感覚で使い分けていて、具体的に「突然に」と「急に」の違いを説明しなさいと言われても即答できる人は少ないと思います。講座では日本語を外国語として教えるための要点を先生が教えてくださって、いつも先生の巧みな話に納得させられるばかりでした。また、先生の話から日本語に対する視点が一つではなくたくさんあることを教えられました。

  講座を受けてよかった点は、たくさんの方と知り合えたことです。共通の目的をもってみなさん熱心に受講されていましたから、その中で一緒に同じ時間を過ごせて楽しかったです。また、授業終了後にお食事を一緒にとっていろいろな話ができたこともいい刺激でした。もし、この講座の第二段があれば是非参加したいと思いましたし、もっと先生方のいろいろなお話が聴きたいです。

今回は全五回と短期間でしたが、私はちょうどいい受講時間だと思いました。これ以上長くなるとより本格的な教師養成のための内容にしないと意味がないと思います。しかし、五回程度であれば、日本語や言葉に少しでも興味をもっている人が、先生のお話を聴かれてそれだけで自分自身の日本語、言葉に対して再認識できるだろうし、視野が広がるのではないかと思います。

私は受講後の実地研修に参加できないのが残念ですが、主催者のネットワークHITOでは実地研修のできる場をたくさんお持ちなので、実際に日本語を学ぼうとしている方たちとふれあい、現地の空気を全身で感じていただきたいなと思います。

今回は講座を受けられて本当にいい経験でした。ありがとうございました。

榎原 佐知子


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最終更新日 2006.02.12